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闇を抜ける時

ここの所 アタシが一人で仕事をしていると
何故か、実験を依頼したのとは違う人が来るのです

ひとしきり喋って行きます

内容はいつも・・・依頼した人と上手く行ってるか? とか
           あの人をどう思うか? とか
 
           大体はMさん(依頼が一番多い人)の事なのです

『何でこんなに探りたいんだろう?』
ちょっと不思議な感じ

こう言う時 アタシは異様に感が働きます
絶対に余計な事は喋らない
聞かれれば聞かれるほど
口は堅くなります

仕事量が増えたからと言って
必ずしも結果が比例して出るとは限らない
下手をすれば全滅に近い事もあります

無駄と思える事も時には有るけれど
アタシはヒタスラコナスだけ
『これじゃダメなんだ』と言う事も
依頼主が感じなければ意味がない
もっと言えば・・・
『ダメなんだ』と言う事を知ってもらうのも
アタシの仕事

結果が思わしくなければ
だんだん気持ちも疲れてきてヤケにもなります
諦めも出てきます
それは御本人が一番感じている事
だから・・・
どんな時だって
アタシは諦めない
「頑張りましょう」とは言いません
アタシは
『頑張りますよ』と言い続けます

それがアタシのお仕事ですから

闇を通らなければならない理由
その答えは
必ず

未来で
その人を待っているのですから

by n_773m | 2008-11-18 20:24 | 日常のetc.