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死を迎える人

骨転移した末期癌の人・・・
麻薬と痛み止めを使うが殆ど効かない。
痛い・・・と歯を食い縛り体が震えている・・・。

アタシたちは無力だ・・・。
ここは介護施設・・・
受診の予定は12日
もう3日も苦しんでいるけれど、
金銭的理由と家族の理由で決まった日にしか
受診出来ない。

これが現実・・・彼の現実、家族の現実、施設の現実・・・

彼の耳元で懐メロを歌う。
お嬢様が生まれた時の気持ちを聞いたり
苦難を乗り越えた時のお話を聞いたり・・・

それでも、本当は今アタシたちがしたい事は
彼の苦痛を取り去ってあげる事なのに・・・。

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by n_773m | 2013-12-11 10:35 | 日常のetc.

本との出会い

これからのアタシの人生を
支えてくれる
本たち・・・

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by n_773m | 2013-12-02 17:02 | 日常のetc.

臨床への夢

ナースが次々と聞いてくる・・・
「辞めるんだって?」

アタシの思いを話すと

 「慣れた人が居なくなると痛手だけど、誰もが道を開ける訳じゃない。
 偉いよ、良く決心したね。」

そう言ってくれた。

嬉しかった・・・
この言葉だけで
此処に居た意味と時間が
満たされていく・・・

12月半ばからは新しい職場

つくばでは無いけれど
これも縁と言うものだろう・・・

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by n_773m | 2013-11-29 14:49 | 日常のetc.

読み返す

d0036742_21192076.jpg以前の記事を読み返していました

入居者の方に何とか
窓の外の月を見せようと
手鏡を探していたアタシ・・・

今のアタシに この心のゆとりは
あるだろうか・・・


色々な事に慣れ過ぎた自分の背中しか
見えない気がします


自分の歩いて来た道を
読み返してみましょう・・・

『慣れる』と言うことは
自分を膨らます事

何かを失ってはいけないのだと
改めて思いました


8日に面接試験を受けに行きます

あの つくばへ・・・



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by n_773m | 2013-10-03 21:19 | 日常のetc.

プレゼント

先日の夜勤で
仲良しのナースと一緒になった

密かにプレゼントを用意していた

理由は彼女が正看になったから♪

夜勤の時あたし達はスクラブと言う
手術着のような物に着替える
とにかく暑くて・・・
ユニフォームではとても居られない

で・・・
彼女にプレゼントしたのは
ちょっと高かったスクラブ

実は初め自分用に買った物だったけど
スクラブの中でもオシャレなデザインで
女性らしい品の良い濃紺が気に入ったのだけど
ちょっと・・・
動くと窮屈だったのだ(笑)

交換してもらおうかと思ったが
彼女が国試を控えているのを思い出し・・・
それとなく聞いてみた

「買って着てみたけどちょっと合わないから
 袖通したのでも良い?」
って・・・。

全然OK! って言うので
先日持って行った


着てごらんよ♪

夜中の管理室でゴソゴソと着てみると
    
     あら!ちょうどイイじゃん!

確か高かったよね、これ!と言う彼女に
そうでもなかったと(o^―^o)ニコ

とても喜んでくれて
良かった良かった♪


社会人枠で学校に入り
しかも奨学金まで手にした頑張り屋さん

御下がりと言う名目で
まんまとプレゼント出来たのでした

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by n_773m | 2013-08-12 23:07 | 日常のetc.

夜明けの お見送り

夜勤明け・・・雨です。

実はもう1ヶ月くらい
足の爪が指に食い込んで
化膿しています。
紫色にもなってます。

他のスタッフが気を使ってくれて、担当の階を変えてくれた・・・けど

一人旅立たれました・・・

以前の日記にも書いた方
『寄り添う介護』に出てくる
S朗さんです。


ご家族が到着し、ご一緒に施設を離れる時
お見送りしたスタッフの中で
アタシを見つけてくれました。

   『至りませんで申し訳御座いませんでした。』
とご挨拶したアタシに掛けて下さった言葉・・・


「とんでもない!本当に有難う。母が残りますが、宜しくお願いしますね。」と・・・。

「父は入院した事にするので、宜しくお願いしす。」
・・・涙出ました。


  『承知致しました、どうぞお気を付けて・・・』

そうお返事するのが精一杯でした・・・。

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by n_773m | 2013-07-05 23:43 | 日常のetc.

大乱闘

夜勤で入った階には
入居して1ヶ月の男性が居る

何しろ・・・寝ない
豹変する
大声で喚き
他の部屋のドアを叩いて回る

殴る

薬は効かない
入居時の倍量入っているが
何も変わらない

幻覚と話をしている
時代は戦後らしい


先日の夜勤でも
手が付けられない状態だった
こんな時
一人でも男性介護士が居てくれた事は
ラッキーだ

介護士3人と看護師1人の計4人で
車椅子に押し込み(申し訳ないがこの表現になる)
誰も居ない広いレクリエーションルームに
連れて行く

アタシたち介護士は
御本人は元より
他の入居者の安全と
自身の安全も確保しなければならない

広い部屋に一人にしてはおけない

結局朝まで誰一人休憩も取れず
交代で見守りしながら
16時間の夜勤は
無事 終了した

彼が平穏に暮らす時は
来るのだろうか?

それまでの間
奇声を上げながら他の部屋に侵入するたび
アタシたちは・・・
彼も含め他の入居者を
守って行けるのだろうか・・・

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by n_773m | 2013-06-27 21:06 | 日常のetc.

腹水との闘い

Aさんはウチの施設に住むようになって
7年近くなるそうです

肝硬変が進み精神疾患もあり
なかなか難しい男性・・・

いつスイッチが入り
どんな事で地雷を踏んでいるのかは
未だにスタッフの誰一人
理解する事が出来ません

暴力こそ無いけれど
突然怒り出し
車椅子ごとスタッフに向かって来るのは
日常茶飯事


そんなAさんは最近
急激に腹水がたまり
両下肢も既に体液が染み出すほど
浮腫は激しさを増しています

それを安全に解消するためには
入院Ope.が必要で
一旦は病院まで行ったのですが・・・
引き返して来てしまいました


いつも噴火するように怒鳴りだし
話は堂々巡りして
極度の被害妄想から
また怒鳴る・・・

帰って来た日もそうでしたが
次の日から
まるで『毒がぬけてしまった』かのように
柔らかな顔をして 優しい声で
「こんにちは」などと言うのです


スタッフの誰もが
寄り付きたがらないAさん・・・

夜中 寝静まった施設は
ケアスタッフとナースが
時折 通りかかるだけ

Aさんはエレベーターの所で
じっとしているのです
掲示物に目をやりながら・・・

掲示物を見ているフリをしながら・・・


アタシは思います

夜中一人ぼっちで暗いフロアーに居て
平気な訳が無いと

腹水が苦しくて
普通に寝られないほど
状態は悪化しています

Aさんだって 自分には人が寄り付かない事くらい
解っていると思います

だけど・・・
もしかして自分は死んでしまうかも知れない
人知れず部屋の中で一人
息絶えるかもしれない

そして誰もビックリしてくれないかも知れない


しょっちゅう怒鳴っているAさんは
実はとても臆病で
誰かに傍に居てほしいけれど
何と言えば・・・どうしたら良いか・・・解らない


Aさんは多量の腹水と闘いながら
巨大な孤独とも
闘っているのかも知れません

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by n_773m | 2013-04-03 15:14 | 日常のetc.

介護士と言う仕事

今年の8月で4年になる
5年目に突入する

今でも思っている事は変わらない
『アタシは介護士に向いていない』

理由は自分の育った生い立ちが
大きな影響を及ぼしていると確信するけれど
今回はそれには触れない

このブログで1・2回書いた事はあるけれど


他の介護士を見ていて
羨ましく思うのも
『高齢者が好きなんだなぁ』と感じるからだ


この4年間で沢山の方々を
送ってきた

何人の方に心マしたか解らない

どうしたって肋骨は折れるけれど
どう心マすれば
肺に刺さらないで済むか?
駆け付けた家族に対するケアは
何が大事か?

どうすればいち早く急変を見抜けるか?

毎日神経をすり減らす事が多い職場


この前夜勤で一緒になったベテラン看護師に
聞かれた事がある

「ねぇ、ここに居る人たちのバイタルって覚えてるの?」

何を言ってるのだろう?と
しばし首を傾げていると
彼女は更に言う

「Aさんはいつもより脈が速いとか、Bさんは呼吸が浅いとかさぁ、違ってた事が無いんだもの。」


言われてちょっとビックリした・・・
だって90人弱のバイタルなんて
覚えられる訳が無いし
そもそも、そんな一定の人間なんて居ない


彼女に「何年経った?」と聞かれ
8月後半で5年目になると答えると
「特技だと思う。」と・・・彼女。


アタシは自分では意識していなかったけれど
入居者と話をする時
大抵、手に触れている。
そう言えば・・・無意識に脈を確認してたっけ・・・
            呼吸も数えていた・・・
            触っているから体温も・・・

勿論 表面的な数値だけでなく
表情や呂律の具合
食事の時の姿勢や
咀嚼、嚥下の様子

言葉は適切を欠くかも知れないが
『観察力』は以前の仕事で培われた物だと思う


だからと言って
『自分は介護士に向いている』なんて
とても思えないのだけれど


色々な介護士が居る

オールマイティーは
素晴らしいかも知れないけれど
完璧な人間には
近付き難いものだとも思う



今日 介護福祉士の合格発表速報があった

        ダメだと諦めていたけれど

              合格していた

         もう『4年生です』などと
             言ってられない


         プロの介護士なのだから・・・

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by n_773m | 2013-03-28 23:57 | 日常のetc.

桜と共に・・・

咲さんと仰るご婦人は
ご主人様と一緒に入居されていました

お二人とも とてもインテリでいらっしゃり
難しい本のお話など
良く聞かせて頂きました

1か月以上前から咲さんは
お食事が出来なくなり
ずっと点滴を入れていましたが
それも ここ2日くらい
入らなくなりました

昨日の夕方・・・
その呼吸は静かに止まって行き
今朝、ご家族と共に
施設を出られました

呼吸が止まった時点で
心マを施行しましたが
傍らに居たご主人様のご様子に
若いスタッフが「違和感があった、解ってないのかも」
話していました

理由は・・・
ご主人様が横で
「ははは・・・」と笑っていたからなのだとか

アタシは思わず そのスタッフに声を掛けました

            解ってるのよ
            でも どうしたら良いのか
            困惑してるの
            だから笑ってしまった事を
            責めないで・・・
            悲しすぎて
            どう仕様もなかったのよ

確かにご主人様も
認知がある方です

でも本当は『心ここに有らず』で
人知れず涙していた事も
アタシは知っていました


咲さん・・・
天邪鬼なお父さんを残して行くのは
心配でしょうね

でもね・・・
アタシたちが付いています
大丈夫

そしていつの日か
お父さんを送り出す時には
『照れないで、真っ直ぐ咲さんの所に行くように』
ちゃんと送り出しますからね


咲さん・・・

ほら・・・

大好きな桜が咲いていますよ・・・


                       ・・・合掌・・・

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by n_773m | 2013-03-24 23:40