飛び込んで来た人

毎日暑い・・・とにかく暑い

そんな中 世の中では外で仕事をする人が沢山居る


たまたまアタシが受診に行ったクリニックで
午前の診療が終わるギリギリ
一人の女性が飛び込んで来た

女性は一目で
某宅急便の仕事だと解る制服を着ている

   スイマセン・・・気分が悪いんです・・・お願いします

そう言うと受付で崩れそうに
しゃがみ込んだ

たまたま一番近くにアタシは座っていたので
すぐさま抱きかかえ
ベンチに横になってもらう

同時にナースが濡れタオルと冷却材を持ってきて
頸部に充てる

手足が痺れていると言う
意識混濁の一歩手前

傍にあった本で扇ぎながら
制服のボタンとズボンのボタンも外す

そこは小さなクリニック
対応しきれないとの事で
救急要請

彼女はしきりと「救急車は嫌・・・」と言い
本で扇いでるアタシに「ごめんなさい、有難うございます・・・お礼をしたいので名前を・・・」
と繰り返す

        気にしなくて良いから、大きな病院行きましょう

そう彼女に声を掛けると
ポロポロと涙してしまう彼女

声を掛けながら意識変化を見てしまうのは
職業病かも知れない・・・

ほどなくして救急隊到着

状態の確認を本人に救急隊がする
彼女の意識はかろうじて
保たれている

両脇を支えられながらクリニックを出る時
彼女は再度振り向いて
              「有難う・・・お名前を・・・」と・・・


彼女は炎天下
上司と一緒に配達の仕事をしていたが
帰宅しろと言われて帰ってきた所だったらしい

あのまま帰宅していたら・・・
危なかったかも知れない

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by n_773m | 2013-07-11 22:45 | 日常のetc.